皆さま、お暑うございますぅー
北緯43°の北国ながら、連日うだるような湿度の中を
過ごしていますが、今日は熱波も小休止と言ったところ。
本州にお住まいの方からみたら「何を、ゼイタクなっ!」と
一喝されそうな甘ちゃんモードですね。
ところが地球温暖化の影響か、本来は北海道には居ないはずの
シロアリが発見され駆除、以前は「まずくて食えない」と嫌われた
北海道米の品質がやたらと向上、農試で研究改良してるとはいえ、
気候の変化も大きな要因とか。
何かが確実に変わってきてるんですねぇ。
冷涼で乾燥した気候がウリだったはずの北国が、本州に負けない
湿度に見舞われている今、それにまつわる黒カビの悩み。
今日はそんな話題をつらつらと書きつづって参りましょう。
知人から「家の壁に黒カビが出てきて、冬なんか壁から結露水が
したたり落ちてる状態なので、100万や200万で直せるのなら」と
お悩み相談を持ちかけられて「どれどれ、普段お世話に成って
いるから、無償で見てあげますって~」
伺うと、4月というのに家の中は冷え冷えした空気。
ご家族の関係・・・ではなく(笑)
どこかからスキマ風が入ってきてるのを体が感じるとでも
申しますか。
それと、何ともたとえようのない臭い・・・
(これは一体なんじゃ?)
特に寒いとおっしゃる和室の壁には黒いスス状の汚れが付着している。
見える範囲でこれだけ有るということは、壁の内部は数倍の
黒カビ軍団がひしめいているハズ。
「直しますよね?」と確認してから、工具を借りて壁をはがして
内部をのぞくと・・・
(ぎょぇー!)黒カビの胞子が舞い踊ってるじゃありませんか!
そのままフタをして、見なかったことにしたい気持ち。
はぁ、どうりで8ヶ月のお子は鼻炎を患い、通院だけでは
処置が間に合わず、ン万円もする吸入器のお世話になっており、
奥様も風邪が長引いて辛そう。
黒カビって、日常どこにでも発生するので見慣れてますが、
そのじつ怖いんですよね。
喘息、鼻炎、アトピーなど、慢性病への引き金になることも。
毒くらわば皿まで・・・
ちょっとニュアンス違いますが、床下も点検してみることに。
床下点検口からのぞいてみると100㎜のグラスウールを発泡スチロール
で受けてはいますが、スカスカしていて断熱効果ゼロに近い施工。
20年前の住宅でも、これは無いじょ・・・
うーむ、ハウスメーカーの名前出したい衝動を必死で抑えてます。
これなら寒いはず、結露が起きて然るべきな断熱状態です。
さてさて。