寒中お見舞い申し上げます。
日本中が冷凍庫に入ったような寒さですが、皆様
いかがお過ごしでしょうか。
前回の書き出し「お暑うございますぅー」というのを見て、
冷や汗タラーっで、随分長いこと書き込みしてなかったと気づき、
寒々としてきました。(笑)
でも、メゲてられません、黒カビ事件の顛末を書き終えるまでは。
(ど、どこまでも図太い・・・)
床、壁、天井の断熱材入替えと、使いづらく収納にも困っていた、
水まわりの動線を変えるということで工事が始まりました。
台所、浴室の配置が8ヶ月のお坊ちゃまとご主人の健康にとって
余り良くない位置に有ったので、これ幸いです。
内壁をはがしてみると・・・
黒く見える部分は、全部カビで、元の色は石こうボードのグレー。
家の4面すべてに、この黒カビが付着しており、スクレーパーでカビを剥がす、
なんてレベルではございません。
石こうボードは水気を含んでブヨブヨな状態で、崩壊しかけています。
金属系サイディングに、石こうボード12㎜を圧着し、支えてるような
ものですから、脆弱の極みです。
臭いが強烈。
喩えると、ドブの臭い・・・
正にシックハウスの真骨頂という状態です。
このオドロキの有様に、多くの工事を手がけている大工さんも
業界歴ン十年の自分も、しばし言葉を失ってしまいました。
断熱材と外壁の間に通気層というものを全く取っていなかったため、
室内の暖気、湿気が逃げ場を失い、壁の中にとどまり、湿度の大好きな
カビの棲家となってしまったのでしょう。
それにしても、ええー???!!! な状態。
もう予算が無いです。
と言っても、このまま放置すれば、どんどんカビ軍団が勢力を伸ばし
家相どおりに、ご家族の健康に障ってしまう・・・
すったもんだの末に、内壁、外壁を全て撤去して、やり直すことに
なりました。
子供の健康には代えられない、ということですね。
とても賢い選択だと思います。
生まれた時からのアレルギー疾患で、これはという病院、
治療院、薬、サプリを求め全国行脚の果て、家が一軒
建つ位のお金をかけたけれど治らなかったという、
お子を知っていますので。
リフォームを終えてからというもの、小児科で「アレルギー性かも」
と診断されて、的確な治療が見つからなかった8ヶ月の子の鼻炎は
消えてしまい、今までお世話になっていた吸入器はおはらいばこと、
奥深くしまわれてしまいました。
この「健康に影響する家相」とは、どんなんだったのでしょー