さて、過去のメダリスト達の移動はどうだったのでしょうか?
冬季の新しいところでは、4年前のトリノ.
オリンピックの開会式で『トゥーランドット』の「誰も寝てはならぬ」を歌い、
開会式に花を添え、それが人生最後のステージとなったパヴァロッティ(涙)
奇しくも、本番でのBGMを「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」に、
一ヶ月前に変更した荒川さん、調べと一体となった滑り、感動でしたねぇー
トゥーランドット姫そのものでした.
世界でただ一つのイナバウアー、今でも目に焼きついています・・・
コーエンとスルツカヤの2人がコケてくれたお陰で取れたメダルでないのは、
下記の荒川さんの回想を見ても一目瞭然.
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いろいろあったシーズンだったので、オリンピックの舞台に立った時は
自分にとって一番ラクな精神状態でした。
トリノまでは、やはり結果を残すために観客の心に届いているかどうかに
関係なく、点数を獲るためのスケートをしてきたように思います。
でも、私の本当の思いはそうではなかった。
結果よりも、心のこもった演技をみせたい。
相反する2つの気持ちを抱えながら進んでいくのはツラかったんです。
最後の最後でようやく自分の思いに正直になって、私自身を解放できました。
それが表情だったり、全ての演技にいい方向につながったのかなと思っています。
「一番大事なのは気持ち」。
これがオリンピックで得たものです。
自分の思いを伝えようとする“気持ち”、やりたいことをやり抜こうとする“気持ち”。
これはフィギュアスケートに限らず他の分野でも同じかもしれません。
どんな思いを持って、自分はどうなりたいのか。
そのビジョンが大切なんだと思っています。
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う~む、プルシェンコに聴かせたい荒川語録です.
ヤグ&プル黄金時代の頃のプルシェンコだったら、金メダル必定かも知れませんが
メダル授与の場で、金メダリストのお立ち台をまたぐようなお行儀の悪さでは
金メダリストには相応しくないでしょう、内面が滑りに出る怖さ.
プルの滑りにキレは無く、採点に逆ギレ
して暴言吐いてましたねぇー
荒川静香さんは1981年12月29日の生まれ.
年盤:一白水星
月盤:七赤金星
干支:酉
★★★★★ 2005年12月27日、練習拠点の米コネティカット州へ出発した.
12月から師事しているモロゾフコーチのもとでプログラムを見直す目的
☆☆☆☆☆ 2006年1月2日からトリノで行われる代表合宿に米国から合流する.
トリノには六白金星が廻座、荒川さんにとって大吉方位、
更に干支が廻っている方位なので「大歳」のオマケが付き、効果が増幅される.
六白金星には「天」の象意があり、頂上を極めるという意味が.
「競技」
「充実」という意味も・・・
本当は2005年末の渡米は、荒川さんにとって超悪方位.
ただ、行っていた期間が短く、直後のトリノへの代表合宿が幸いした.
2005年末の渡米+本番でのトリノへの悪方位が、年始の代表合宿で相殺されたのか、
まさに天の時を得て、大吉パワがーフル充電された滑りだったのだ.
次回はヤワラちゃん、42.195KM完走し「スゴク楽しかった!」と
金メダルを取ってしまった高橋尚子さんを取り上げてみよーっと.